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2005/06/23

Mac版Netscape7.0.2→7.1 退化?の謎を究明する(文字化けの原因)

1年ほど前にまとめたページを更新することにしました。「UTF-8ブラウザ別・メールソフト別対応状況」というページです。最近、TigerがプリインストールされたApple eMac (1.42GHz, 512MB, 160GB, 17"CRT, SuperDrive) [M9835J/A]を購入したり、Yahoo! AuctionでJaguar(新品)を購入したためです。今までは、Panther環境と9.2.2の環境でしたテストしていませんでした。

さまざまなブラウザでテストしてみた結果、かなりの量の加筆・修正が必要なことがわかりました。

  • この1年間でFirefoxのシェアが急伸。私のサイトの統計によれば、Macインターネットユーザーの約11人に1人はFirefoxを使っています。1年前はほとんどゼロに近かったので、調査していませんでした。

  • Netscapeは7.0.2に続いて、7.1がMacにも登場。

  • FirefoxやNetscape7.1では、いわゆる機種依存文字(①、②、ⅰ、ⅱ、㈱など)がUTF-8でも文字化けすることが分かりました。これらの文字は確かにShift_JISでは機種依存文字ですが、UTf-8では機種依存文字ではないはずなのに、なぜ? これが本稿のテーマです。

  • Opera6.0.3(Mac)はかなり、使いにくい印象がありましたが、7.5.3及び8.0.1が登場し、かなり洗練された雰囲気に仕上がっています。

  • Tiger付属のSafari2.0及び、Jaguar付属のSafari1.0.3の挙動についてまとめる必要が出てきました。

  • 今のところ、シェアは0に近いが、Safari系のシイラ、Mozilla系のCaminoについても一緒に調査しようと・・・。
そのような理由から、UTF-8に対するブラウザ別対応状況を大幅に更新することにしたのです。すると、「3.」に書いた問題が浮上したのです。Netscape7.0.2では文字化けしていなかったのに、Netscape7.1では文字化けするようになってしまった。いわば退化してしまっている。そして、Mozilla系ブラウザのFirefox1.0.4、Camino0.8.4int、Mozilla1.7.8でも全滅です。なぜ?

ところが、さらに調べてみると、いわゆる機種依存文字(①、②、㈱、㈲など)をタイトルタグの中に入れている場合(<title>~</title>)、これらのmozilla系ブラウザでで文字化けしませんでした。

こういう場合、考えられるのはフォント回りの設定です。以前ご紹介した「Mac版IEでココログのコメントが文字化けして入力される現象」でも同じような感じでした。inputフィールドはぜんぜん文字化けしないのに、textareaだけ文字化けするという現象でした。Mac版IEの場合、textareaのフォントに外国語のフォントがデフォルトで適用されてしまっていることが原因でした。ですから、

textarea{
font-family:Osaka,Verdana,Arial;
}

のようにスタイルシートに書いておけば良いという話でした。

直感的に、今回のMozilla系ブラウザにおける(いわゆる)機種依存文字の文字化け問題の原因も、このMac版IEと同様な問題のように思いました。タイトルタグの部分は文字化けしないのに、bodyは文字化けするというのは・・・。

そこで、ためしに、「<font face="Osaka">①、②、㈱、㈲、ⅱ</font>」とすると文字化けしないことが分かりました。では、何で、Netscape7.0.2では文字化けしていなかったのに、Netscape7.1では文字化けするようになってしまったのか?

実は、Netscape7.0.2と7.1ではデフォルトのフォント設定が異なるようです。

▼ Netscape7.0.2におけるフォント設定画面
(メニューの「Netscape」→「環境設定」→「表示」→「フォント」)

上のように、Netscape7.0.2では、セリフ系フォントとして「平成明朝」、サンセリフ系フォントとして「平成角ゴシック」がデフォルトで指定されています。一方、Netscape7.1では、

▼ Netscape7.1におけるフォント設定画面

のように、セリフ系フォントは「ヒラギノ明朝 Pro W3」、サンセリフ系フォントは「ヒラギノ角ゴ Pro W3」がデフォルトで指定されています。

ためしに、Netscape7.1にて、セリフ系フォントとして「平成明朝」、サンセリフ系フォントとして「平成角ゴシック」に設定しなおすと、Netscape7.1でも文字化けしませんでした。逆に、Netscape7.0.2でセリフ系フォントは「ヒラギノ明朝 Pro W3」、サンセリフ系フォントは「ヒラギノ角ゴ Pro W3」に指定しなおすと、文字化けしました。フォントが原因であったことはホント!!に間違いありません。

Firefoxについても同様です。メニューの[Firefox]→[環境設定]→[全般]→[フォントと色]で、Serifが「ヒラギノ明朝 Pro W3」、Sans-serifは「ヒラギノ角ゴ Pro W3」がデフォルトで選ばれているために、いわゆる機種依存文字(①、㈱、㈲など)がUTf-8でも文字化けしていたのです。UTf-8は本来、ハングルなども同一の文書内で表記が可能な文字コードであり、UTF-8上では、「①、㈱、㈲」なども決して機種依存文字ではありえないことが証明されたような気がします。いわば、これらの文字はフォント依存文字です。

ただし、いちいちユーザーの側にフォントの設定をお願いすることは現実的ではなく、以前ご紹介した「Mac版IEでココログのコメントが文字化けして入力される現象」の時のように、サイト開設者のほうで、スタイルシートのfont-familyもしくは、HTMLの<font face="">~</font>で対応するしかないような気がします。


イングリッシュアドベンチャー

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