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2006/08/01

IE7環境下で不具合のあること(IE6とは異なる挙動になること)を公表しているサイト・製品



IE7.0のシェアは既に2%前後になっているにもかかわらず、β版という位置づけのために、「IE7には対応していません」とか「(IE7とは具体的に書かず、)β版のブラウザには対応していません」と明言しているサイトも少なくありません。一覧表にまとめてみました。2006年7月31日現在。現在は解消されている可能性もあります。

 なお、この一覧表はサイト側の発表に基づくものであり、とくに言及しない限り、私自身がその不具合を経験したり、その不具合の原因について調べてみたりしたことはありません。また、公表しているサイトは実は良いサイトだったりします。公開していないけれど、不具合の出るサイトもたくさんあると思われます。

サイト名不具合の概要やそれに対する私見
ガンダムネットワーク
オペレーション
公式サイト
IE7ベータ版での会員系ページが正しく遷移しない事象があるそうです。IE7ブラウザエンジンを使ったSleipnirについての言及もなされている点は◎だと思います。
インターネットディスク 「IDiskツール for Windows(同期ツール)」「IDiskマネージャ」をご利用いただけません、とあります。実際のユーザーによるレポートを読んでもらった方がいいかもしれません。
紙copi
(WEBページやニュース・ブログの保存ソフト)
体験版ダウンロードページに、IE7β版はサポートしない旨、明記されています。また、サポート用掲示板では、具体的な不具合の情報が投稿されています。

 実は、この製品と同種のライバル商品を私は使っていますが、やはりIE7で不具合が出て、使いものになりません。そこで問い合わせたところ、問題を承知しているということでしたが、その製品のサイトにはその情報は一切掲載されていません。「IE7に未対応」と書くと、プログラム制作者・WEBサービス運営者にとって恥ずかしいようで、実際はそうでもないと思います。

2006年11月25日18:02追記
最新バージョンでは、IE7に正式対応しています。
http://www.kamilabo.jp/blog/article.php?id=177
ハンゲーム リンクがJavaScript形式になっていて、直リンクが難しいのですが、2006年7月11日付で、「Internet Explorer 7 対応状況について」という案内が出ています(執筆時は3ページ目に存在しました)。ここに限らず、ゲーム系サイトでは「未対応」と書いているケースが目立つような気がします。どんなJavaScriptなりCSSが未対応の原因になっているのか気になります。
Vaio Update Vaioのユーザー掲示板では、「Vaio UpdateがIE7でできない」旨の投稿が多数なされています。本ブログでも、このVaio Updateの問題について取り上げたことがあります(参照:Vaio Update と IE7(ユーザーエージェントの偽装方法))。

2006年11月25日18:02追記
今は、IE7正式版のリリースを受けて、Vaio UpdateはIE7に正式対応しています。
PowerProducer 3
デジタル放送対応版
「IE7β版を、『PowerProducer』をインストールしたパソコンに導入した場合、PowerProducerが起動しない症状が発生することがあります。」とのことです。これは意外ですね。IEコンポーネントを使った製品なのか、それとも、dllファイルのバージョンなどが新しくなってしまうことが原因なのか・・・。
メディアドライブ 「IE7β版をインストールすると一部製品の機能が正しく動作しない現象を確認しております。弊社製品はIE7β版での動作保証はしておりません。」という趣旨の説明はありますが、たくさんある製品のうちどの製品で不具合が出るのかの説明はありません。もちろん、どのような機能を使う時にどのような不具合が発生する可能性があるのかも、この情報だけでは全く分かりません。

 この会社の製品を使っていて、何か不具合を経験した人がこの情報を読めば、「ああ、IE7が原因かも」→「IE7をアンインストール」→「直った。やっぱり、IE7が原因だったんだ」となるはずであり、既存利用者に伝わればいいので、これはこれでいいのかもしれません。ただ、IE7を絶対にアンインストールできないという人が、これからこの会社の製品を買おうとする場合には、困るかもしれません。ちょっと意地悪な想定?
Microsoft Partners -
トレーニング
「e-ラーニングの一部に、Internet Explorer 7.0 ベータ版に対応していないコースがあります。あらかじめご了承願います。」とあります。これ笑えます(失礼!!)。マイクロソフト社のサイトですよ。本家本元が対応できないていのですから、他のサイトが対応できていなくても、ある意味、当たり前かもしれないです。
Yahoo! ツールバー
(英語。日本語にも機械翻訳できますが、とんでもない訳なので読まない方が良いです。)
Yahoo! ツールバーをIE β3と一緒に使っていると、さまざまなダイアログ・ボックスのサイズがおかしかったり、それを閉じれなくなったり、ダイアログ・ボックスにキーボードやマウスを使って入力することができなくなる現象が発生するとのこと。パッチがわざわざマイクロソフト社から提供されていますし、「Microsoft has confirmed that this is a problem in the Microsoft products that are listed in the "Applies to" section.」とありますので、IE7のバグなのでしょう。

ただし、日本語版のYahoo!ツールバーとIE β3(日本語版)を使っている限り、このような不具合は経験していません(自動更新された結果?)。

また、Yahoo!ツールバーに関しては、IE7がタブ化しなかった原因かもしれないということで記事(参照:IE7β2(日本語版)でタブが有効にならないトラブル(Yahoo!ツールバーが原因かも編))を以前に書いたことがありますが、それとの関係もよく分かりません。ダイアログやウインドウ関係で相性がよくない可能性は感じますけど。
タブブラウザ Sleipnir
オンラインデータベース
(バグトラッキング)
「IE7β を使用している人はIE6でも不具合が起こるか確認し、IE7β でのみ再現する不具合は Sleipnir が IE7 へ対応するまで報告しないでください。」とあります。それでも、IE7β版を利用していることが原因の投稿がいくつか見られます。

2006年11月25日18:10追記
最新バージョン(2.49)では、IE7に正式対応しています。
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir2/
HTML暗号化ソフト「SHTML」 ステータス行に任意のメッセージを表示させることはデフォルトではできなくなりました。コンテンツ保護などを目的にリンク先を隠したい時は、JavaScriptで適当なメッセージを流したり、空白メッセージを流すことが王道?でしたが、それができなくなりました。

これは、「<a href="http://www.yahoo.co.jp">
http://www.google.co.jp</a>」というタグがあったとすれば、普通は、「http://www.google.co.jp」にマウスを合わせれば、リンク先は、「http://www.yahoo.co.jp」とステータス行に表示されます。ところが、IE6までだと、割りと簡単にリンク先が「http://www.google.co.jp」であるかのように見せかけられます。これは最近流行りのフィッシング詐欺に悪用されかねないので、IE7ではセキュリティ強化を理由に、こういうことができなくなったため、このソフトでコンテンツ保護措置を施したとしても、(ブラウザの仕様として)IE7では設定が利かなくなっている、というお話です。

なお、この仕様変更については、本ブログでも掲載済みです。(参照:IE7β版体験記4


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