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2006/08/28

IE7 RC1英語版を試してみる



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IE7のRC1英語版がリリースされたことを、Internet Watchの記事で読み、早速ここからダウンロードしてみました。ちなみにRCとはRelease Candidate(リリース候補)の略。

●Release Notes for Internet Explorer 7 Release Candidate 1
http://msdn.microsoft.com/ie/releasenotes/default.aspx

こういうリリースノートを読むことは正直、滅多にないのですが、今回はざっくりとは読みました。というのは、前述のInternet Watchの記事の中に、「日本語環境では事前にRMA(Rights Managements Add-on)をインストールしておかなければならない」とあり、「そんな面倒なことをしなければならいの?」と思ったためです。「ウィンドウズ開発統括部」のブログでも、「日本語版は9月中旬のリリースを目指し、現在作業中です。こちらももうしばらくお待ちください。ただ、機能面では違いはありませんので、一早く RC1 を試したいという方は英語版を是非お試しください。」とあるのみで、このRMAについての言及は(8月25日時点では、少なくとも、)無かったためです。

しかし、実際には、リリースノート(英語)にちゃんとありました。Internet Watch編集部の皆様、疑ってしまってごめんなさい。

Japanese Installation Prerequisite

You must install the Rights Management Add-on from the RMA Download Page before you install Internet Explorer 7 RC1. The add-on cannot be installed after Internet Explorer 7 RC1.
とありました。

何だかややこしいので、日本語版が出るのを待とうかとも思いました。実際、「RMA Download Page 」というリンクをクリックすると、ファイルが既に削除されているのか、エラーになります。

GoogleでRMAを検索はできましたが、本当にこれをインストールすればいいのかわからないなと思い、やめようかなとも思いましたが、いざという時は、True Image先生がいるので、元に戻せると思い、RMAなしに、そのままRC1をインストールすることにしました。

今回からβ3やβ2がインストールされていても、事前にアンインストールする必要がなくなりました。インストールを始めると、最初にβ3がアンインストールされ、再起動になりました。再起動後、再びインストールが始まりましたが、これが無茶苦茶時間がかかりました。RC1のリリース初日ということがあったためか、15分ぐらいかかったような気がします。普通なら1・2分で済んだと思いますが、フリーズしているのかと思うぐらいにコンポーネントのダウンロードに時間がかかりました。RMAがないからか?と思ったぐらいでしたが、結局は無事にインストールできました。しかし、後からよく考えてみますと、私がRC1をインストールした端末は英語版のXP SP2でした。しばらく使っていない端末であったこともあり、また、日本語も問題なく使えるので、一瞬勘違いしました。ですから、日本語のXPではやはりRMAを最初に入れないと、RC1を正常にインストールできない事情があるのかもしれません。

実際、RC1をどれだけインストールした人がいるだろうかとアクセスログを見ているのですが、1日に1万以上のアクセスがあるサイトでも、IE7のRC1でアクセスした人は私しかいませんでした。つまり、0%です。やはり、日本語OSの場合、英語版RC1を(少なくとも簡単には)インストールできないようになっているのかもしれません。

ちなみに、IE7のRC1英語版の「navigator.appMinorVersion」は「Release Candidate」であり、数字の「1」は付きませんし、「RC1」のような略語でもありませんでした。また、ビルド番号は、「7,0,5700,6」でした。

で、せっかく、IE7 RC1という最新版を手に入れたのですから、どこが変わったのだろうと体験してみたかったのですが、具体的には分かりませんでした。私が気になっていたJavaScript関連の不具合は、β3ですべて解消されていたからです。

●IE7β版体験記まとめ(JavaScript関連を中心に)
http://www.shtml.jp/blog/ie7.html

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2006/08/01

IE7環境下で不具合のあること(IE6とは異なる挙動になること)を公表しているサイト・製品



IE7.0のシェアは既に2%前後になっているにもかかわらず、β版という位置づけのために、「IE7には対応していません」とか「(IE7とは具体的に書かず、)β版のブラウザには対応していません」と明言しているサイトも少なくありません。一覧表にまとめてみました。2006年7月31日現在。現在は解消されている可能性もあります。

 なお、この一覧表はサイト側の発表に基づくものであり、とくに言及しない限り、私自身がその不具合を経験したり、その不具合の原因について調べてみたりしたことはありません。また、公表しているサイトは実は良いサイトだったりします。公開していないけれど、不具合の出るサイトもたくさんあると思われます。

サイト名不具合の概要やそれに対する私見
ガンダムネットワーク
オペレーション
公式サイト
IE7ベータ版での会員系ページが正しく遷移しない事象があるそうです。IE7ブラウザエンジンを使ったSleipnirについての言及もなされている点は◎だと思います。
インターネットディスク 「IDiskツール for Windows(同期ツール)」「IDiskマネージャ」をご利用いただけません、とあります。実際のユーザーによるレポートを読んでもらった方がいいかもしれません。
紙copi
(WEBページやニュース・ブログの保存ソフト)
体験版ダウンロードページに、IE7β版はサポートしない旨、明記されています。また、サポート用掲示板では、具体的な不具合の情報が投稿されています。

 実は、この製品と同種のライバル商品を私は使っていますが、やはりIE7で不具合が出て、使いものになりません。そこで問い合わせたところ、問題を承知しているということでしたが、その製品のサイトにはその情報は一切掲載されていません。「IE7に未対応」と書くと、プログラム制作者・WEBサービス運営者にとって恥ずかしいようで、実際はそうでもないと思います。

2006年11月25日18:02追記
最新バージョンでは、IE7に正式対応しています。
http://www.kamilabo.jp/blog/article.php?id=177
ハンゲーム リンクがJavaScript形式になっていて、直リンクが難しいのですが、2006年7月11日付で、「Internet Explorer 7 対応状況について」という案内が出ています(執筆時は3ページ目に存在しました)。ここに限らず、ゲーム系サイトでは「未対応」と書いているケースが目立つような気がします。どんなJavaScriptなりCSSが未対応の原因になっているのか気になります。
Vaio Update Vaioのユーザー掲示板では、「Vaio UpdateがIE7でできない」旨の投稿が多数なされています。本ブログでも、このVaio Updateの問題について取り上げたことがあります(参照:Vaio Update と IE7(ユーザーエージェントの偽装方法))。

2006年11月25日18:02追記
今は、IE7正式版のリリースを受けて、Vaio UpdateはIE7に正式対応しています。
PowerProducer 3
デジタル放送対応版
「IE7β版を、『PowerProducer』をインストールしたパソコンに導入した場合、PowerProducerが起動しない症状が発生することがあります。」とのことです。これは意外ですね。IEコンポーネントを使った製品なのか、それとも、dllファイルのバージョンなどが新しくなってしまうことが原因なのか・・・。
メディアドライブ 「IE7β版をインストールすると一部製品の機能が正しく動作しない現象を確認しております。弊社製品はIE7β版での動作保証はしておりません。」という趣旨の説明はありますが、たくさんある製品のうちどの製品で不具合が出るのかの説明はありません。もちろん、どのような機能を使う時にどのような不具合が発生する可能性があるのかも、この情報だけでは全く分かりません。

 この会社の製品を使っていて、何か不具合を経験した人がこの情報を読めば、「ああ、IE7が原因かも」→「IE7をアンインストール」→「直った。やっぱり、IE7が原因だったんだ」となるはずであり、既存利用者に伝わればいいので、これはこれでいいのかもしれません。ただ、IE7を絶対にアンインストールできないという人が、これからこの会社の製品を買おうとする場合には、困るかもしれません。ちょっと意地悪な想定?
Microsoft Partners -
トレーニング
「e-ラーニングの一部に、Internet Explorer 7.0 ベータ版に対応していないコースがあります。あらかじめご了承願います。」とあります。これ笑えます(失礼!!)。マイクロソフト社のサイトですよ。本家本元が対応できないていのですから、他のサイトが対応できていなくても、ある意味、当たり前かもしれないです。
Yahoo! ツールバー
(英語。日本語にも機械翻訳できますが、とんでもない訳なので読まない方が良いです。)
Yahoo! ツールバーをIE β3と一緒に使っていると、さまざまなダイアログ・ボックスのサイズがおかしかったり、それを閉じれなくなったり、ダイアログ・ボックスにキーボードやマウスを使って入力することができなくなる現象が発生するとのこと。パッチがわざわざマイクロソフト社から提供されていますし、「Microsoft has confirmed that this is a problem in the Microsoft products that are listed in the "Applies to" section.」とありますので、IE7のバグなのでしょう。

ただし、日本語版のYahoo!ツールバーとIE β3(日本語版)を使っている限り、このような不具合は経験していません(自動更新された結果?)。

また、Yahoo!ツールバーに関しては、IE7がタブ化しなかった原因かもしれないということで記事(参照:IE7β2(日本語版)でタブが有効にならないトラブル(Yahoo!ツールバーが原因かも編))を以前に書いたことがありますが、それとの関係もよく分かりません。ダイアログやウインドウ関係で相性がよくない可能性は感じますけど。
タブブラウザ Sleipnir
オンラインデータベース
(バグトラッキング)
「IE7β を使用している人はIE6でも不具合が起こるか確認し、IE7β でのみ再現する不具合は Sleipnir が IE7 へ対応するまで報告しないでください。」とあります。それでも、IE7β版を利用していることが原因の投稿がいくつか見られます。

2006年11月25日18:10追記
最新バージョン(2.49)では、IE7に正式対応しています。
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir2/
HTML暗号化ソフト「SHTML」 ステータス行に任意のメッセージを表示させることはデフォルトではできなくなりました。コンテンツ保護などを目的にリンク先を隠したい時は、JavaScriptで適当なメッセージを流したり、空白メッセージを流すことが王道?でしたが、それができなくなりました。

これは、「<a href="http://www.yahoo.co.jp">
http://www.google.co.jp</a>」というタグがあったとすれば、普通は、「http://www.google.co.jp」にマウスを合わせれば、リンク先は、「http://www.yahoo.co.jp」とステータス行に表示されます。ところが、IE6までだと、割りと簡単にリンク先が「http://www.google.co.jp」であるかのように見せかけられます。これは最近流行りのフィッシング詐欺に悪用されかねないので、IE7ではセキュリティ強化を理由に、こういうことができなくなったため、このソフトでコンテンツ保護措置を施したとしても、(ブラウザの仕様として)IE7では設定が利かなくなっている、というお話です。

なお、この仕様変更については、本ブログでも掲載済みです。(参照:IE7β版体験記4


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DHTMLによる接続タイプの取得と「オフライン作業」



サイト訪問者のネット接続がブロードバンドなのかナローバンドなのかは、実際にページの読み込み速度をJavaScriptで計算させる方法があります。

<script type="text/javascript">
<!--
a=(new Date()).getTime();
function calcTime(){
b=(new Date()).getTime();
c=eval(b-a)/1000;
alert(c+"秒かかりました");
}
// -->
</script>

というものをページのヘッダー部に入れ、bodyタグを少し修正して、

<body onLoad="calcTime();">

と入れれば、読み込み時間を計算できますので、後は総容量との関係で、読み込み速度は小学生の算数で計算できます。

ただ、このような計算方法の場合、ある程度の容量のページなり画像を読み込ませないと、正確でない結果になりやすいという問題があります。たとえば、画像などを入れて総容量が100KB程度のページの場合、光ファイバーやADSLであったとしても(仮に16Mbps)、理論値では0.05秒程度で読み込みが完了するはずでも、3秒程度かかることがあります(特に、一枚でも画像などのロードに時間かかると上のスクリプトだとonLoadイベントがなかなか発生しないため、余計に計測値は悪くなりますふく)。逆に、56Kモデム(実測40Kbps)では、理論値では20秒程度ですし、実際、その程度で読み込みは完了します。

そうなりますと、実際の計測値では、16Mbpsのブロードバンドも266.7Kbps程度の速度であったかのように計算してしまうことになるかもしれません。64KのISDNの速度をとりあえず超えている場合は、ブロードバンドと単純に片付けても問題ないことがほとんどのはずであり、だいたいの違いは分かるはずですが・・・。

ホストアドレスで分かるケースも稀にはありますが(ex.「********.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp」「********-acca.tokyo.ocn.ne.jp」など)、これらは稀であり、実際にはわからない場合がほとんどのはずです。

第三の方法として、DHTMLを使う方法が挙げられます。AJAXですっかり影が薄くなっているように感じるダイナミックHTMLです。これにより、接続タイプ(connectionType)が分かります。IE5.0以上の機能ですが、LANで接続しているのかmodemで接続しているのか、それともオフライン(offline)かがわかります。詳細は、

● Welcome to the MSDN Library-- connectionType Property(英語)
http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/workshop/author/behaviors/reference/properties/connectiontype.asp

を参照してください。

私の管理するサイトで調べてみたところ、

接続形態アクセス数非Windows版IEを
除いたパーセント
(全体:31,317)
LAN27,289(78.6%)87.1%
modem(モデム)3,891(11.2%)12.4%
不明(非Windows版IE)3,380(9.7%)--
offline(オフライン)137(0.3%)0.4%
合計34,697--

となりました。

この中で「不明」とあるのは、FirefoxやSafari、Mac版IEによるアクセスによるものです。これらのブラウザでは、この接続タイプを調べるDHTMLをサポートしていません。そのため、「不明」となっています。

FirefoxやSafariなどを使っている人の接続タイプがWindows版IEを使っている人のそれと大差はないとここで仮定しますと、約87%もの人がLANで接続していることがわかります。6人中5人以上にもなります。モデムで接続している人は、今は6人に1人もいなんですね。

時間帯ごとに、この接続タイプがどう変わるか分析してみましたが、やはり、昼間、モデムで接続している人は少なく(企業での接続が多いからなのでしょう。)、夜9時から夜中の1時ぐらいまでに接続が増えます。特にテレホーダイの影響なのか夜11時台にモデムで接続している人が多くなるようです。

ただし、そもそもの前提として、LANというのがどういう接続形態をさすものを指しているのかははっきりしません。ISDNでルータを使っていて、DHCPでLANを形成している場合はどういう結果になるかなど、今となっては検証が難しいです。ISDNを含むダイアルアップ接続全般を「モデム」による接続と見なしているのか・・・。ISDNダイアルアップ接続している端末は「モデム接続」と見なされ、同じネットワーク内にある端末でも、DHCPによってネットに接続している端末は「LAN接続」と見なされるような賢い判別をしているのか・・・。

実はこういうネットワーク関係のことはよく分かっていないので恥ずかしい限りです。もしかして、ADSLのモデムにじかに接続するようにして、ルータを介さない場合、DHTMLによるconnectionTypeの取得は「modem」になるの? って、それはすぐにテストすれば分かりますね。

テストしてみました。すると、ADSLのモデムにじかにLANケーブルを接続すると、DHTMLによるconnectionTypeの取得は「modem」になりました。なんじゃ、これじゃ、ブロードバンドかどうか分からんじゃん。モデム接続と判定される場合でも、ブロードバンド接続の場合がありえることになってしまいます。その逆はどうなのかですね。

もう一つ不思議なのは、「offline(オフライン)」の存在です。原理的には、IEでメニューの「ファイル」から「オフライン作業」を選ぶと、DHTMLによるconnectionTypeの取得値は「offline」になります。

しかし、私の作成したアクセスログ取得の方法はネットに接続されていない限り、情報がアクセスログを記録するサーバに送信されない仕組みになっています。仮に一度、サイトを訪問したことがあってキャッシュが残っているにしても、そのページを表示した瞬間に、上のようなダイアログが表示されるはずです。

ここで「オフライン継続」を選択すれば、そもそもアクセスログには残りませんし、ここで「接続」を選択すれば、「lan」による接続であると、アクセスログには残るはずなんです。ですから、0.3%なり0.4%という絶対的少数ですけど、このようなログが残ることが解せません。

そもそも、この「オフライン作業」というメニューの存在意義が全く理解できません。私の理解及び記憶が正しければ、このメニューをonにしても、ダイアルアップ接続の場合、課金の対象であり、電話代の節約には全くならないはずです。電話線をパソコンからいったん外したり、接続を切らない限りは課金し続けられているはずです。この「オフライン作業」が唯一意味があるとしたら、AJAXのようなページでページがいったん表示後も、何かのデータなりプログラムがダウンロードされたりすることはなく、また、逆に端末から情報などが(IEを通しては)外部のサーバに送信されることもないという意味だと理解しています。

ですから、IEでいくらオフライン作業をしていても、ウイルス対策ソフトのパターンファイル更新や、Outlook Express以外のメールソフトでのメールの送受信などは継続して行えるはずです。さらには、IEでオフライン作業をしていても、FirefoxではWEB閲覧はできます。

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