日本HP社の近未来製品説明会に参加してきました
先日、日本HP社の近未来製品説明会に参加してきました。アフィリエイトASPの老舗・
東京には約10年ぶりぐらいに行きましたが、10年前に比べても、さらに人々の動きが早くなったというか、せわしないというか、人が多すぎるというか、田舎ものの私はかなり疲れました、正直な話。何回も人に、カバンを踏まれました。
で、せっかく交通費まで出してもらいましたので、肝心の「近未来製品説明会」について書きたいと思います。


上のような映画に出てくるような製品イメージが紹介されました。
なお、このアフィリエイト・パートナー向けの製品説明会の時の模様ではないのですが、
● ITmedia +D PC USER:HPが考える未来予想図:真の創造とは複雑なモノを簡単にすることだ――HPのデザイン哲学 (1/2)
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0703/28/news020.html
に同様の製品説明会を紹介する記事があります。さすがプロだけあって、ものすごく上手にまとまっていますので、私が追加で説明することはないように思います。追加で説明して間違いがあってもいけないですし・・・。
具体的な近未来の製品の説明については、上記記事に委ねるとして、ただ、一つ私が感じたことがあります。それは招待してもらっていて悪いのですが、「本当に、これらの近未来製品は私たちの生活を豊かにするのか?」「本当に必要なものなのか?」ということです。
例えば、携帯電話の発明で確かに便利にはなったでしょうが、とにかく休む暇なく電話に追い回されてしまう人も出てきていますね、結果的に。思考する時間が完全に奪われて、「早くしないと」という発想だけに縛られています。WEBの世界でも、「WEB 2.0」とか「Ajax」とかいう美辞麗句でもてはやされていますが、今までより1回余分にクリックするのが減っただけなのに、リアルタイム性だけを貴重視して、逆に言えば、「Ajaxサイトでなければ、ダサい。プログラマーのスキルが低い。プログラマーが手を抜いている」のような強迫観念に縛られるという話と同じで、何かがおかしいように感じます。
この説明会では、腕時計型のウェアラブル・コンピュータで、友人なのか恋人なのかがメールを送ってくると、その人物の写真(リアルタイムの動画?)が表示され、メールの文章が自動スクロールで表示されるようなシーンがあったと思いますが、本当に友人や恋人からのメールならうれしいかも知れませんが、嫌な上司からの業務メールだったり、顧客の苦情メールだったりすれば、心休まるときが全くない状態になりはしないと心配になりました。
また、CNETのニュースなどがキッチンの上にあるモニターにリアルタイムに流れたり、Windows Media PlayerやQuickTimeもどきのプレーヤーで家族の映像が流れたりするにはいいのかもしれませんが、どんどん高度にデジタル化されていく中で、そのモニターに表示されているニュースなどの情報が本当にCNETやCNNから流れているニュースが本物かどうかをいかに保証するかは、かなり大変な作業になるだろうと思いました。
もしかしたら、無線LANのセキュリティ設定をしっかりしていなければ、となりのおじさんが勝手なニュースを自分の家のキッチン・モニターに情報を流しているということも起こるかもしれません。近未来版フィッシング詐欺の心配です。
誰もが使えるキッチン用ディスプレイ(情報掲示板?)なので、難しいセキュリティ設定が必要ならば誰も使わないでしょう。しかし、絶対的にセキュリティは確保しなければいけません。ですから、「家電」レベルまで、このようなコンピュータ関連デバイスがなっていく近未来は、正直な話、なかなかイメージができませんでした。
このようなデバイスもOSがあって動くものだと思いますが、仮にVistaのようなOSなら最悪の家電になるでしょう。いちいち何回もOKボタンをクリックしなければ、前に進めなっかり、「何を聞かれているか分からないので、とりあえずOKボタンクリック」という習慣だけを身に着ける人が増えてしまったら・・・。
使いやすさとセキュリティは常にトレードオフの関係にあり、なかなか両立は難しいはずです。また、もうこれ以上、情報の洪水をもたらさなくてもいいと私は思います。今でも十分に、情報過多です。そんなことを感じた東京滞在でした。
ただ、私は今回の説明会の中で、外国人のスピーカーの英語を聞きながら、この日本HPという会社はただ金儲けだけを考えている会社ではなくて、「人間」というものを中心に考えて製品作りができる数少ない会社であるとも感じたことを補足させていただきます。前述のITmediaの記事:
● ITmedia +D PC USER:HPが考える未来予想図:真の創造とは複雑なモノを簡単にすることだ――HPのデザイン哲学 (1/2)
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0703/28/news020.html
にも写真が出ている外国人ですが、非常に人を引き付けるものを持たれていました。ですから、是非、情報過多を解消する形で、かつ、セキュリティと使いやすさをうまく両立させるという難業を是非成功させてほしいものです(人任せ)。
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