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2009/04/27

ウイルス対策ソフトの誤検出(Avira Antivir編)



ソフトウェアを開発していると、こちらの努力ではなんともしがたい問題に遭遇することがあります。その1つは、ウイルス対策ソフトの誤検出・過剰反応の問題です。何も悪いことをしているわけでもないのに、「特定のウイルス対策ソフトのみ」が反応する問題です。

誤検出がままあるということをまとめることは、ソフトウェア開発者の弁明に役に立つであろうということで、下記にまとめてみたいと思います。まずは、無料版もリリースされており、「高い検出率」で人気もあるらしい「Avira Antivir」から。

● AntiVirの誤検出について -OKWave
http://okwave.jp/qa4449734.html

● Sohgetsu Blog: Avira AntiVir 誤検出とその報告
http://sohgetsu.blogspot.com/2008/08/avira-antivir.html

● AntivirがPowerpointを誤検出する問題
http://d.hatena.ne.jp/Funmatu/20090115/1231987606

● Bugsなうさぎの憂鬱 : AGtoKML、KME2のHTMLエディタ-Avira AntiVirの誤検出について
http://bugsbunny.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/agtokmlkme2html.html


● 教えて!Ziddyちゃん AntiVir PersonalEdition Classicで誤検知?
http://ziddy.japan.zdnet.com/qa4173543.html
「ビッダーズ」のサイトで反応。他のウイルス対策ソフトでは反応無し。

● AntiVir Tips & FAQs - 困ったときは/BBS「誤検出について」
http://www.avpusers.org/faqs/bbs/index.html&thread4
オンラインゲームに反応。

● たっぴ (パソコン質問掲示板) - TR /ATRAPS.Gen はAvira Antivirによる誤検出? -
http://pcq.furu.org/thread.php?thread=112452
gooスティックに反応

● xfy コミュニティ - アンチウィルスソフトの反応について
https://www.xfytec.com/community/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=467&forum=22&post_id=1528

● Avira Antivirの誤検知 — ありえるえりあ
http://dev.ariel-networks.com/Members/inoue/avira-false-positive

● ウイルス対策製品の印象 - Hizumi Blog
http://www.aritia.org/hizumi/2008/03/post-72.html
ActiveRubyに反応。

Avira Antivirの場合、ヒューリスティック機能で未知のウィルスにも対応にしていることが売りの1つであり、それはそれで結構なのですが、高い検出率と誤検出の少なさというのはトレードオフの関係にあるような気がします。「怪しいものは何でもウイルスだ(かもしれない)」と言っておけば、当たる確率が上がるのは、ある意味、当たり前です。まだ、掲示板などで質問してくる人は、「ひょっとしてウイルス対策ソフトの誤検出?」と思ってくれているから良いものの、中には、ウイルス対策ソフトの判定を金科玉条のように信じて、他人に聞くこともなく、勝手に○○のソフトやサービスはウイルスだと早合点している人も少なくないと思われます。これは困った問題だと思います。初心者や自称中級者には使って欲しくないウイルス対策ソフトです。


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2009/04/16

特定のURL(ドメイン・パス)でしか開けないPDFファイルを作成する方法

昨年12月、「PDFファイルを保存不可にする方法」という記事の中で、

Acrobat JavaScriptを使ったトリッキーな方法で保存不可にする方法もできないことはないようですが、Acrobat JavaScriptを無効にされていたり、Adobe Reader以外のビューアで閲覧された場合には、そのような対策も無力だったりしますし・・・。

と書いたのですが、その後、あるお客様からのご依頼を解決しようとする中で、この問題をクリアする方法を思いつき、先日、製品化・リリースしました(「お客様の提言・要望」はまさしく「神様の声」のように感じる日々です)。製品名は、「PDF No Save」という分かりやすい名称です。詳細は、

http://www.pdf-nosave.com/aj_detail.html
を参照していただくとして、基本的な機能として、

  • 対策済みのPDFファイルは、特定のURL(ドメイン・パス)でしか正常に表示できません。

  • 閲覧者側に、Adobe® Reader以外の専用ビューアは不要です。

  • Acrobat® JavaScriptを無効にされても、対策は有効です。
    (エラーメッセージのみ表示され、本来のコンテンツは表示されません。)

  • Adobe® Reader以外のPDFビューアに対しても、対策が有効です。
    (エラーメッセージのみ表示され、本来のコンテンツは表示されません。)

Adobe® Reader以外のPDFビューアでは本来のコンテンツが表示されないため、以下の問題もクリアできます。
Adobe® Reader以外のPDFビューア(Brava! Readerなど)では、Acrobat®などで印刷禁止になるように制作したPDFファイルでも、その印刷禁止の設定を無視して印刷できる問題がありますが、この問題をクリアできます。


Acrobat®でPDFファイルにセキュリティをかける際に、恐らく見られたことがあるであろう警告メッセージ:


権限パスワードで設定した制限は、すべてのAdobe 製品に適用されます。ただし、サードパーティ製品の中には、この設定が完全にはサポートされず、適用されないものがあります。そのようなサードパーティ製品を使用している受信者は、設定されている制限の一部を無視できる場合があります。

で指摘されている問題をクリアする方法を、この「PDF No Save」では提供させていただいています。体験版(機能制限版)も準備しています。

もちろん、これで100%安全になるというわけではないのですが、一般的なレベルのユーザーを対象にするには十分な仕上がりになっていると自負しています。もちろん、保存されないに越したことはないので、前回ご紹介した「SHTML PDF保護モード」による保存禁止策も併用していただければ、この価格帯では、類を見ない対策になっていると思います。


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